過払い金には時効があるのでまずは専門で確認を

過払い金請求の相談について、多くの司法書士事務所などがラジオを中心としたCMを流しているのを良く耳にすると思います。スマホやパソコンでインターネット閲覧している時に、広告が表示される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
CMの中でも、頻繁に用いられるフレーズ「過払い金が最高裁判所で認められてもう直ぐ10年!」、更に「10年で過払い金は消滅します!」とも言われています。恐らく過払い金が認められた最高裁判所の判決は、平成18年1月13日の判決を指しているのだと思うので、もう直ぐ10年を迎えます。
しかし、この10年間と過払い金が消滅してしまう「時効」には関係はありません。確かに過払い金には時効がありますが、それは最後の取引から10年間と言うものとなりますので、混同しないように注意が必要です。
抑も利息制限法の上限金利は、借入金額に応じて15%~20%となっているのですが、最高裁判所が過払い金を認めるまで、多くの消費者金融会社は、契約金利を出資法の上限金利である29.2%を適用していました。この差の部分を当時は「グレーゾーン金利」と呼ばれ問題視されていたのです。
この利息制限法の上限金利を超えた返済を繰り返していた金利分の金額が、「過払い金」と呼ばれるものです。
どうでしょう?、10年以上前に消費者金融のキャッシングを利用していた経験がある方なら、「自分にも過払い金があるのではないか」と気になるのではないでしょうか?。
そこで、CMで見聞きする司法書士事務所や弁護士事務所へ相談してみて、過払い金の有無を確認することが大切になります。または、借金減額シュミレーター口コミサイトなどをみて自分で確認してみることが重要です。

司法書士事務所など専門家に過払い金請求を依頼するには、着手金や成功報酬などの費用が掛かりますが、現在多くの事務所が「過払い金の確認までは無料」としていますし、「費用は取り戻した過払い金の中から」としているので、安心してまずは確認だけでもした方が良いと思います。
気になる時効についてですが、10年前までに完済している場合は、確かに時効を迎えてしまう可能性がありますが、肝心なのは最後に返し終わった日です。10年以上前からキャッシングを利用し始めたけど返し終わったのは5年前と言う場合は、時効までまだ5年が残されています。
時効が近いと思われる方こそ、急いで確認してもらった方が良いと思います。